前回に引き続き、Arduino用のTFT液晶をRaspberry Pi PICOにつなぎ、240 x 320ピクセルのBitmapを表示してみました。前回はSIOにmem32でアクセスしたのですが、Bitmap画像を表示するのに18.2秒もかかってしまいました。今回は、PIOを使って高速化を図ってみます。 24bitBitmapを16bitBitmapに変換するのはPythonで行い、GPIOへの出力部分をPIOを使って行いました。 その結果、前回と同じ画像を4.5秒で表示できました。(関数デコレーターに@micropython.nativeを指定した場合は、2.8秒!)4倍の高速化!PIOは強力ですね。 しかし、4.5秒でも実用的とは言えないので、次回はさらにPIOに処理を移してみたいと思います。
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下のコードは,MicroPython1.17をインストールしたRaspberry Pi PICOで作成・動作確認をしています。(同じフォルダに240 x 340ピクセル、24bitカラーの画像を「sample.bmp」という名前で配置してください。)