Amazonで安かったのでQuimat 3.5inch モニターを買ってみました。 HDMI接続で,タッチパネルでSPIを1つ使いますが,GPIOのピンが出ているので便利です。残念ながら最初に購入した物は初期不良でだったので返品し,再度購入しました。(HDMIケーブルを接続しないときの「No Signal」の表示も崩れていたので,不良なのは間違いないと思います。)
Amazonのカスタマーレビューなどを参考にしながら設定したのですが,タッチパネルの設定がうまくいかず,180度タッチパネルだけ回転していたり,X軸・Y軸が入れ替わったりとなかなか手強かったので,備忘録として残しておきます。
☆ディスプレイの設定
Amazonのカスタマーレビューを参考にしました。一度でうまく表示されました。
①/boot/config.txtを書き換えるのですが,管理権限がないと書き込めないので,まずファイルマネージャを管理権限で起動します。(やっぱりGUIの方が楽なので。)
②
/boot/config.txtの末尾に次の設定を書き込み,保存して再起動する。
# for Quimat 3.5inch Monitor hdmi_force_hotplug=1 hdmi_drive=2 hdmi_group=2 hdmi_mode=87 hdmi_cvt=480 320 60 6 0 0 0 |
☆タッチパネルの設定
Amazonのカスタマーレビューにある,config.txtに書き込む方法では,タッチパネルの反応が180度回転してしまいました。(
display_rotate=1にすれば全部ひっくりかえって使えるようになるのですが,HDMIの端子が下に出ることになるので,やっぱり使いにくいです。)
/usr/share/X11/xorg.conf.d/99-calibration.confにキャリブレーションの設定を書き込む方法は,設定が無視されてしまい,だめでした。
OSがRaspbian busterと新しかったり,やらない方がよいというrpi-updateをしたりしたからかもしれません。
結局,うまくいったのは,下のように,gitからドライバをダウンロードしてインストールする方法でした。
$ git clone https://github.com/goodtft/LCD-show.git
$ chmod -R 755 LCD-show
$ cd LCD-show
$ sudo ./MPI3508-show |
☆参考にしたwebページ
・Amazon カスタマーレビュー
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RVTJH47O2U2YT/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B075K56C12・GitHub - goodtft/LCD-show
: 2.4" 2.8"3.2" 3.5" 5.0" 7.0" TFT LCD driver for the Raspberry PI 3B+/A/A+/B/B+/PI2/ PI3/ZERO/ZERO W
https://github.com/goodtft/LCD-show