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2019/08/14

Quimat 3.5inch モニター

| by:YAS
 Amazonで安かったのでQuimat 3.5inch モニターを買ってみました。
 HDMI接続で,タッチパネルでSPIを1つ使いますが,GPIOのピンが出ているので便利です。残念ながら最初に購入した物は初期不良でだったので返品し,再度購入しました。(HDMIケーブルを接続しないときの「No Signal」の表示も崩れていたので,不良なのは間違いないと思います。)
 Amazonのカスタマーレビューなどを参考にしながら設定したのですが,タッチパネルの設定がうまくいかず,180度タッチパネルだけ回転していたり,X軸・Y軸が入れ替わったりとなかなか手強かったので,備忘録として残しておきます。

☆ディスプレイの設定
  Amazonのカスタマーレビューを参考にしました。一度でうまく表示されました。
 ①/boot/config.txtを書き換えるのですが,管理権限がないと書き込めないので,まずファイルマネージャを管理権限で起動します。(やっぱりGUIの方が楽なので。)
$ sudo pcmanfm
 ②/boot/config.txtの末尾に次の設定を書き込み,保存して再起動する。
# for Quimat 3.5inch Monitor
hdmi_force_hotplug=1
hdmi_drive=2
hdmi_group=2
hdmi_mode=87
hdmi_cvt=480 320 60 6 0 0 0

☆タッチパネルの設定
 Amazonのカスタマーレビューにある,config.txtに書き込む方法では,タッチパネルの反応が180度回転してしまいました。(display_rotate=1にすれば全部ひっくりかえって使えるようになるのですが,HDMIの端子が下に出ることになるので,やっぱり使いにくいです。)
 /usr/share/X11/xorg.conf.d/99-calibration.confにキャリブレーションの設定を書き込む方法は,設定が無視されてしまい,だめでした。
 OSがRaspbian busterと新しかったり,やらない方がよいというrpi-updateをしたりしたからかもしれません。
 結局,うまくいったのは,下のように,gitからドライバをダウンロードしてインストールする方法でした。
$ git clone https://github.com/goodtft/LCD-show.git

$ chmod -R 755 LCD-show

$ cd LCD-show

sudo ./MPI3508-show


☆参考にしたwebページ
・Amazon カスタマーレビュー
 https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RVTJH47O2U2YT/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B075K56C12
・GitHub - goodtft/LCD-show
 : 2.4" 2.8"3.2" 3.5" 5.0" 7.0" TFT LCD driver for the Raspberry PI 3B+/A/A+/B/B+/PI2/ PI3/ZERO/ZERO W
 https://github.com/goodtft/LCD-show
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