前回作ったBME280のロガーと,ログをグラフ化するコードを合体させてみました。1秒間隔で温度・湿度・気圧を測定し,表示を更新します。ログへの記録は5分間隔で行います。ログは日にちごとに分けて保存します。画面のどこかをクリックすると「グラフ作成中...」と表示され,しばらく待つとグラフが表示されます。ログファイルがない場合は「ログファイルがありません」と表示されます。グラフの画面をクリックすると,リアルタイムデータの画面に戻ります。
Raspberry Pi -Zeroシリーズで実行すると,グラフを作成するところでフリーズしたかと思うほど待つので,別スレッドでグラフを作り,グラフ作成中もリアルタイムの計測値を表示し続けるようにしてみました。(また,メッセージ表示の枠の角を丸くするなど,どうでもよいところに力を入れています。なぜか,どうでもよいところほどやる気がでるのです。)
画面表示にはpygameライブラリを,グラフ作成にはmatplotlibライブラリを使っています。
気圧が下がると一部の発達障害の子どもたちは気持ちが落ち着かなくなるとよく言われますが,あまり事例のデータは無いようです。本当にそうなのか,今回作った装置&コードを使って確かめてみたいと思っています。
☆関連する記事☆Pythonのコード 下のコードは,ハードはRaspberry Pi - Zero WHにBME280をI2C接続したもの,OSはRaspbian Buster,Pythonのバージョンは 3.7.3 で作成・動作確認をしています。